ペットフードの香気成分について学会発表しました。
琉球大学で開催された日本畜産学会第111回大会(2009/9/28~29)において、大畑素子助教が研究成果を発表しました。今回の発表は、「鶏肉パパイン分解物添加キャットフードの香気成分抽出法の検索」と題したもので、ペットフードの嗜好性を決定する重要な要因である香気成分の抽出方法について検討した研究成果です(下の写真は学会発表する大畑先生)。なお、「鶏肉パパイン分解物」は、私たちの研究室で開発したペットフード素材で、抗ストレス作用などの保健的機能とともに優れた嗜好性向上効果も認められています。卒業生との共同開発により、この素材を利用したキャットフードが誕生しています。
なお、沖縄における新型インフルエンザの流行が報道されていたため、心配しながらの出張出発でしたが、大畑先生は元気でお帰りになりました。