food function and safety

ニュース

2011/5/16 「ビフィズス菌増殖促進ペプチド」が特許登録されました。

研究成果を生かす方法のひとつとして、製品(食品や医薬品など)の開発があります。この際に不可欠な作業が、特許の出願・取得です。私たち食品機能安全学研究室では、これまでかなりの数の特許出願を行ってきました。特許出願をする場合、発明内容を記述した明細書などの書類を特許庁に提出しますが、出願後に受ける審査が重要な過程として存在します。特許庁の審査により、発明内容の新規性や進歩性が認められると、はじめて特許として登録されます。

「ビフィズス菌増殖促進ペプチド」という私たちの研究室からの出願が、先月、特許として認められ登録されました(特許第4726129号)。今日、それを証する書類である特許証が特許庁から届きました。この発明(研究成果)は、2006年1月に出願したもので、登録まで5年以上かかったことになりますが、この程度の年月を要することはよくあります。なお、特許として登録されても、製品化に至らない場合も多く、今後はこの特許の有効活用が課題です。

「ビフィズス菌増殖促進ペプチド」の特許証

ニュース(教育・研究) 一覧へ戻る