food function and safety

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2011/5/27 ノンホモ低温殺菌牛乳

「ノンホモ低温殺菌牛乳」をいただいたので、学生諸君と飲みました。先日紹介した未殺菌の「生乳」に比べると、それほど珍しいものではありませんが、スーパーの店頭に並んでいる「超高温殺菌牛乳」(130℃で2~3秒間の殺菌処理)とはかなり風味が異なります。

「ノンホモ」とは「ノンホモジナイズ」(無均質化)のことです。現在、大部分の市販牛乳は工場でホモジナイズ(均質化)処理が行われています。この処理を行わない牛乳は、しばらく静置すると脂肪が上の方に浮いてきます。ホモジナイズ処理を行うと、牛乳の脂肪球が非常に小さくなり、浮かび上がらなくなります。昔、まだホモジナイズした牛乳が珍しかった時代には、「森永ホモ牛乳」のような名前の牛乳がありました。今では逆に、搾乳したままの状態に近い「ノンホモ」が売りになるようになっています。なお、「低温殺菌」(63℃で30分間)など牛乳の殺菌方法については、こちらの記事 をご覧ください。

特徴のある形のビンに入った牛乳

「ノンホモ低温殺菌牛乳」の表示

殺菌条件は「63℃で30分間」

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