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2011/01/05 『ねこよみ』(本の紹介28)

今回紹介するのは、少し新年らしいもので、『ねこよみ necoyomi』(砂山恵美子, ソル・メディア, \1470, 2011/11)という本です。表紙に書いてあるように、「ねことめぐる季節の絵本」です。

春夏秋冬の季節をあらわす言葉に、「二十四節気・七十二候」というものがあります。「立春」や「春分」などが「二十四節気」で、さらにそれぞれの節気に「初候」・「次候」・「末候」があり「七十二候」となります(実は私も知りませんでした)。ちなみに、今は「小寒」の「初候」で、「寒の入り」と呼ばれる時期です。

この絵本は、「立春」から「大寒」までの「二十四節気・七十二候」を、猫の「オレンジ」と共に感じるというものです。季節の草花など自然の営みが数多く登場します。猫好きの方や暦好きの方にはお勧めです。「おまけ」として随所に挿入されている「ねこらむ」も猫好きの方には魅力的でしょう。

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