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2012/02/25 『100ページの文章術』(本の紹介35)

今回紹介するのは、『100ページの文章術 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』(酒井聡樹著, 共立出版, \1050, 2011/3)という本です。わかりやすい文章を書く技術を身につけることの重要性は、誰しもが認識していることでしょう。そのため、「文章術」に関する書籍がこれまでに数多く出版されてきました。このホームページでも、食と健康関係学」という講義の際に利用した『文章力の基本』という本を紹介したことがありました。文章術の本は、それぞれに特徴があり、優劣を付けがたいので、書店で自分のフィーリングに合うものを選ぶのが一番かと思います。今回の『100ページの文章術』は、書名にもある「100ページ」というコンパクトさが最大の特徴となっていますので、厚い本は苦手という方にはお勧めです。



また、本書は対象読者を理系に限定してはいませんが、著者が生命科学系大学院の教員であるため、理系の学生諸君のフィーリングに合った文章術入門書とも言えそうです。同じ著者による『これから論文を書く若者のために』(共立出版, \2,730, 2006/4)『これからレポート・卒論を書く若者のために』(共立出版, \1,890, 2007/5)『これから学会発表をする若者のために』(共立出版, 2008/11, \2,835)といった本も高い評価を得ています。これらの本については、アマゾンのカスタマーレビューに多くの評価が投稿されていますので、参考にされるとよいでしょう。

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