北里大学 獣医学部 動物資源科学科 食品機能安全学研究室
2012/04/20 マタタビ採取
私たちの研究室では、ペットフードに関する研究も行っていますが、その中でネコが惹かれる香気成分についての検討を行なっています。この種の物質として有名なものに、マタタビに含まれるイリドミルメシン（いわゆるマタタビラクトン）があります。今日は、実験材料として使用するマタタビを採取しに出かけてきました。マタタビは落葉植物なので、今の時期はまだ葉は見られず、今回は蔓を少しだけ採取しました。葉や実が採取できるのは、もう少し先になりそうです。「猫にマタタビの科学」という解説も、ぜひご覧ください。
大学院生の大江さん（右端）が手にしているのがマタタビの蔓です。背後の木にマタタビの蔓が巻きついていますが葉がないので写真ではよくわかりません。
２年前に恐山で撮ったマタタビです。葉に白い部分があるのが特徴です。
こちらがマタタビの花です。
