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2012/04/26 キャットニップの栽培

キャットニップ(Catnip, 和名:イヌハッカ)という植物をご存知でしょうか。キャットニップは、シソ科の多年草でハーブの一種でもあります。Catnipという英名は、「猫が噛む草」という意味で、欧米では猫が好む植物として知られています。キャットニップにはネペタラクトンという物質が含まれていますが、この物質はマタタビに含まれるイリドミルメシンとよく似た構造を有しています。ネペタラクトンもイリドミルメシンも、猫が嗅ぐと、いわゆる「マタタビ反応」を示します。

私たちの研究室では、ヒトや動物に生理的作用を示す香気物質に関する研究を行っています。この研究に関連して、今回、キャットニップが必要になり、せっかくなので種から栽培してみることにしました。なお、マタタビやキャットニップの作用(マタタビ反応)については、こちらの記事もご覧ください。

キャットニップの種のパッケージです。水色の可憐な花を咲かすようです。

直径1mm程度の胡麻粒のようなキャットニップの種です。

小さな種を几帳面に植える大畑先生(左)と大学院生の大江さんです。

大江さんの期待に応えて、キャットニップは成長してくれるでしょうか。

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