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2012/04/30 『カメラをつれてまきばへ行こう!』(本の紹介43)

今回紹介するのは、『カメラをつれてまきばへ行こう!』(平林美紀著, 技術評論社, \1344, 2012/4)という本です。これまで、「家畜の写真集」「羊の本」などで、かなりの数の家畜の本(写真集)を紹介しましたが、今回の本は動物の「撮り方」に重点を置いたユニークな内容です。著者の平林氏は、家畜を題材とした写真集を多く出されている「まきば写真家」です。平林氏のホームページにも、たくさんの魅力的な動物たちの写真があります。

本書では、ヤギ、ヒツジ、ウシ、ウマ、アルパカ、ダチョウ、アヒル、ブタ、牧羊犬、ウサギ、モルモットといった動物別に、それぞれの動物の特性を説明したうえで写真の撮り方を解説しています。たとえば、「白いヤギを白く、緑の草原を緑に撮る」といった具合です。また、ホワイトバランス、フレーミング、露出補正、ISO感度といった重要事項を動物の撮影事例を通して理解することができます。巻末の「全国牧場・動物に会えるスポットガイド」には、全国77施設の情報がまとめられています。十和田キャンパスからも近い「カワヨグリーン牧場」「十和田市馬事公苑 駒っこランド」も載っていました。

本書とは関係ありませんが、北里大学十和田キャンパスの子羊たちです。

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