2012/05/26 マレーシア国民大学との共同研究
私たちの研究室とマレーシア国民大学(National University of Malaysia)の共同研究成果をまとめた論文が、International Journal of Food Science and Technology誌にアクセプト(受理)されました。マレーシア国民大学との共同研究は、私(有原)が客員教授として2008年に訪問したときに始まりました。
今回の論文“Isolation, purification and characterisation of angiotensin I-converting enzyme inhibitory peptides derived from catfish muscle protein thermolysin hydrolysates”は、マレーシア国民大学の大学院博士課程に在籍していたMasomeh Ghassemさんを中心に行われた研究の成果です。イランからの国費留学生であるGhassemさんは、すでに研究成果をまとめ、この春に博士号の学位を取得されました。
マレーシア国民大学とは、今年から新たな国際共同研究プロジェクトとして、“Characteristics and biological activities of Maillard reaction products derived from the food protein hydrolysate(食品タンパク質分解物に由来するメイラード反応生成物の生物活性)”が始まります。近いうちに、またマレーシアを訪れる機会があるかもしれません。