2012/10/27 「食用動物の肥育仕上がり判定方法」が特許登録されました。
このたび、「食用動物の肥育仕上がり判定方法」という発明が特許として認められ、特許庁に登録されました(特許第5083941号)。この発明(技術)は、一昨年退職された伊藤良先生(北里大学名誉教授)が在職中精力的に進められた脂質と肉質の関係についての研究に基づくものです。
肥育牛の生体脂肪(トリアシルグリセロール)の脂肪酸組成分析値を用いて、肥育状態と肥育仕上げ時期を判定することにより、肉牛の的確な飼育管理と飼料コスト低減が可能となる画期的な技術です。今後、肉牛の肥育現場における世界的な普及が期待されます。