2013/02/06 『食べ方の常識』(本の紹介80)
今回紹介するのは、『図解 知ってるようで知らない 食べ方の常識』(にっぽん食べ方研究会編, 実業之日本社, \998, 2013/1)という本です。本書の意味する「食べ方」というのは、マナーや調理法にとどまらず、広い意味での「上手い」食べ方テクニックです。各項目(食材や調理品など)は、大きくわかりやすい絵で説明されているので、とても楽に眺めることができます。
「美味しいお茶漬けの作り方」や「甘栗の殻のむき方」など、とくに目新しくない内容の項目も結構ありますが、「へ~」と思わせるものもあります。「ビッグマックの食べ方」というのを早速実践してみましたが、確かにいつもより少し食べやすいようでした。「ゆで卵の殻のむき方」も、私が知らなかった方法でした。あっと驚く「スゴ技」で感心しましたが、眉をひそめる方もいるような気がします。ミルフィーユやシュークリームの食べ方は、身に付けておくと役立つ場面があるかもしれません。
本書に登場するのは、手羽先、わんこそば、もつ鍋、お好み焼き、寄せ鍋、かに脚、お茶漬け、くずもち、フライドチキン、牛丼、ネギそば、甘栗、もんじゃ焼き、納豆、讃岐うどん、ビッグマック、笹団子、信玄餅、ひつまぶし、明石焼き、たこ焼き、ピザ、半熟目玉焼き、カレー、パスタ、ミルフィーユ、カステラ、コーンポタージュ缶、茶碗蒸し、秋刀魚、鯵の開き、鮎の塩焼き、ゆでとうもろこし、さざえのつぼ焼き、はまぐり、ゆで卵、落花生、ローストチキン、シュールストレミング、プリン、卵かけご飯、柿ピー、しじみのみそ汁、土瓶蒸し、寿司、ちらし寿司、そば、生ガキ、生ハムメロン、骨付き肉、伊勢海老、すき焼き、シュークリーム、ハンバーガー、半熟卵、北京ダック、石焼きビビンバ、チーズフォンデュ、中国式火鍋、小籠包、北インドカレー、南インドカレー、英国式アフタヌーンティー、ココナッツ、ラ・フランス、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、日向夏、ざくろ、アボカド、レモン、スターフルーツ、です(登場順)。ちょっと気になるものが、少なからず見つかったのではないでしょうか。
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