2013/08/29 トルコ出張報告(3)
国際学会では、期間中に「テクニカルツアー」などと称して、見学などに1日を割くことがよくあります。研究所や工場の見学のように、学術的なツアーもあれば、かなり観光的なツアーが用意されることもあります。今回のトルコの学会では、いくつかの中から選ぶことができました。私は、「牧場&エフェス遺跡」というツアーを選びました。パンフレットにDairy Farmとだけ書かれていたので、 勝手に乳牛がのんびりと放牧されている光景をイメージしていましたが、実際に訪れたところは大規模な企業型酪農を行っているところでした。
邸宅のように見えますが、訪れた会社のオフィスです。
見学前に、技術者の方が酪農や企業の概要を説明してくれました。
黄色い大きな建物の中に、たくさんの乳牛(ホルスタイン)が飼われています。
かなりの高密度に見えました。暑さ対策のため、風通しはよくしています。
ケージに1頭ずつ入れられていた子牛ですが、こちらはさすがに暑そうでした。
日本でもお馴染みのラップサイレージが積まれていました。
この搾乳施設内で、1日に3回搾乳するそうです。乳牛が苦手な暑さのためか、乳量はあまり多くないようです。
学会の重鎮Michael Dikeman教授(米国カンザス州立大学)が、技術者に熱心に質問していました。
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