2013/09/06 『英国一家、日本を食べる』(本の紹介104)
今回紹介するのは、『英国一家、日本を食べる』(マイケル・ブース著, 寺西のぶ子訳, 亜紀書房, \1995, 2013/4)という本です。英国人ジャーナリストが、奥さんと2人の幼い息子を伴って日本を訪れた滞在記です。「ふん、そんなにデブってるんじゃ、自分のあそこだって、もう何年も拝んでねだろ!ズボンだってパンパンじゃないか。月みたいにまん丸な巨体を見せつけられちゃあ、お天とうさまは沈むしかないで!」という出だしは、あまり好きではありませんが、著者は日本食文化を平均的日本人以上に理解しています。新聞や雑誌の書評などでもかなり取り上げられており、おおむね評価は高いようです。