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2013/11/28 『バイオ研究者が生き抜くための十二の智慧』(本の紹介109)

今回紹介するのは、『バイオ研究者が生き抜くための十二の智慧』(中山敬一監修, 秀潤社, \2520, 2013/9)という本です。末尾にあげた目次にあるように、本書はかなり多岐にわたる内容が盛り込まれています。しかし、各章はコンパクトにまとめられているだけではなく、読者に語りかけるように書かれているので、なかなか魅力的な本に仕上がっています。



メディアを介した情報発信に終盤2章が充てられていますが、ごく最近までプレスリリースなどを考える研究者は非常に少なかったのではないでしょうか。バイオ研究者が生き抜くためには、様々なことに対応しなくてはならない時代になったようです。

以下に、本書の目次を載せておきます。

  • 第 1章 ラボノートの書き方
  • 第 2章 試薬・実験データの管理
  • 第 3章 書類整理術
  • 第 4章 EndNoteを活用した文書作成術
  • 第 5章 マテリアルリクエストへの対応
  • 第 6章 論文レフェリーコメントと闘う心構え
  • 第 7章 論文レフェリーをこなす
  • 第 8章 オーサーシップ
  • 第 9章 Skypeでラボミーティング
  • 第10章 Journal Club
  • 第11章 メディアを介した研究成果の発信
  • 第12章 プレスリリースの書き方
  • 番外編① ベンチワークの匠:ヒト型ロボット研究員『まほろ』
  • 番外編② マウス系統の寄託と提供(理研BRC編)
  • 番外編③ バイオラボ秘書の仕事術

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