2015/05/29 アレルギー対応ミルクの風味改善を目指した共同研究
ミルクアレルギーに悩む赤ちゃんにとって、アレルゲンを除去したミルクは命綱的存在です。牛乳タンパク質を酵素分解することにより、ミルクアレルゲンが除去されますが、一方で風味上の問題が浮上します。私たちの研究室では、一昨年から森永乳業株式会社との共同研究に着手し、嗜好性に優れたアレルギー対応ミルクの誕生を目指しています。現在、森永乳業・食品基盤研究所の中田創さん(写真左から2人目)が研究生として私たちの研究室に所属し、精力的にこの課題に取り組んでいます。