2015/08/27 学会誌論文賞を受賞
日本食品科学工学会第62回大会における授賞式で、「日本食品科学工学会誌論文賞」が、株式会社プリマハム基礎研究所(小川泰史所長)と私たちの研究室の共同研究成果である「モノクローナル抗体を利用した新規牛乳ELISAキットの開発」という論文(日本食品科学会誌 第61巻 第6号 223~231頁に掲載)の著者(加藤重城,八木敬広,浪岡真,秋元政信,有原圭三)に対して授与されました(京都大学, 2015/8/27)。
授賞対象となった研究は、私たちの研究室に研究生として所属していた加藤重城さん(プリマハム基礎研究所)が中心となって行ったものです。加藤さんは、今年3月に北里大学から学位(農学博士)を授与されましたが、この研究も学位論文の一部となっています。なお、研究成果をもとに開発された食物アレルギー物質簡易検査キットは、「アレルゲンアイ ELISA Ⅱ シリーズ」として製品化され、すでに広く利用されています。