food function and safety

ニュース

2015/10/23 草熟北里八雲牛塩麹ステーキ

北里大学獣医学部は、北海道八雲町に附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場を有しています。八雲牧場では、安全・安心な赤身牛肉の生産を目指し、長く研究開発を進めてきました。2003年には「北里八雲牛」を商標登録し、「有機畜産物JAS認証」(2009年)や「放牧畜産基準認証」(2010年)も取得しました。

今日、八雲牧場の小笠原英毅先生から、「草熟北里八雲牛塩麹ステーキ」が届きました。脂肪が少なく赤身が美味しい八雲産の牛肉を塩麹でさらに柔らかくした贅沢な一品とのことです。麹の作用により牛肉のタンパク質が分解されると、健康に役立つペプチドも生成されているのではと考え、今回、分析してみることにしました。「美味しい」だけでなく、「体に良い」ことが科学的に示されるかもしれません。

「草熟北里八雲牛塩麹ステーキ」を手にする留学生の周さんです。下のステーキは、塩麹処理をしていないものです。明日の研究室バーベキューでの試食が楽しみだそうです。

草塾北里八雲牛塩麹ステーキのラベルです。北里八雲牛製品のマークに使われている天然記念物の「オオワシ」は、八雲町を流れる遊楽部川付近でも見られ、「循環型畜産」のシンボルとして採用されました。

ニュース(教育・研究) 一覧へ戻る