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2016/06/01 「牛乳の日」に「生乳」を体験

牛から搾ったままの乳は、法律的には「生乳(せいにゅう)」と呼んでいます。この生乳を加熱殺菌することにより、「牛乳」になります。この定義に違和感を覚える方も多いようですが、日本では食品衛生法にもとづく「乳および乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」で定められています。

加熱殺菌により牛乳の安全性は高まりますが、一方で、風味の変化が起こっています。今日は、獣医学科の「畜産物利用学」という授業で、北海道中礼内村にある「想いやりファーム」の「想いやり生乳」を味わってもらいました。感想は様々でしたが、普段飲んでいる牛乳とは風味の違いが大きいことに驚いた諸君が多かったようです。なお、「想いやり生乳」については、こちらの記事もご覧ください。

偶然ですが、今日(6月1日)は「世界牛乳の日(World Milk Day)」です。国連食糧農業機関は、消費者の牛乳に対する関心を高め、酪農・乳業の仕事を知ってもらうために、この日を定めました。生乳を体験するのに、相応しい日だったと思います。

「畜産物利用学」を履修している獣医学科3年生の皆さんです。

「想いやり生乳」のビンには、こんな記載があります。

興味津々の様子で生乳を受け取る学生さんです。

今日は、研究室の大学院生にお手伝いしてもらいました。

研究室でも、「生乳」を味わってもらいました。」

6月は「牛乳月間」でもあり、様々なイベントが開催されます。詳しくは「一般社団法人Jミルク」のホームページをご覧ください。

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