北里大学 獣医学部 動物資源科学科 食品機能安全学研究室
2016/10/18 学生諸君が「生乳」を体験
牛から搾ったままの乳は、法律的には「生乳（せいにゅう）」と呼んでいます。この生乳を加熱殺菌することにより、「牛乳」になります。この定義に違和感を覚える方も多いようですが、日本では食品衛生法にもとづく「乳および乳製品の成分規格等に関する省令（乳等省令）」で定められています。
加熱殺菌により牛乳の安全性は高まりますが、一方で、風味の変化が起こっています。今日は、動物資源科学科２年生の「食品科学」という授業で、北海道中礼内村にある「想いやりファーム」の「想いやり生乳」を味わってもらいました。毎年、感想は様々ですが、いつもの飲んでいる牛乳との違いに気が付いた諸君が多かったようです。なお、「想いやり生乳」については、こちらの記事もご覧ください。
「想いやり生乳」を手にする動物資源科学２年の学生さんです。
「想いやり生乳」のビンには、こんな記載があります。
いつも、研究室の大学院生にお手伝いしてもらっています。
研究室の学生さんにも、「生乳」を味わってもらいました。
