food function and safety

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2017/04/19 マレーシア国民大学との共同研究成果

マレーシア国民大学(National University of Malaysia)のBabji教授との共同研究は、私(有原)が客員教授として2008年に訪問したときに始まりました。その後の研究成果は、5報の論文として公表されています。先日、“Identification and characterization of two novel antioxidant peptides from edible bird’s (Aerodramus fuciphagus) nest protein using digestive proteases”(Ghassem, Arihara, Mohammadi, Sani, Babji)という論文が、「Food & Function」という英国化学会の雑誌に受理されましたとの連絡がありました。この論文は、アナツバメの巣のタンパク質由来の生理活性ペプチドに関するものです。アナツバメの巣は、中華料理などに使われる高級食材であるいわゆる「燕の巣」です。親鳥の唾液成分を主体としたもので、私たちが軒下などで見つけるものとはまったく違うものです。

少々古い写真ですが、マレーシア国民大学で大学院生の皆さんに講義を行った際に撮った写真です(2008年撮影)。また行こうと思っているうちに、10年近く経ってしまいました。

マレーシア国民大学のキャンパスです。南国らしい雰囲気の魅力的なキャンパスでした。キャンパス内を野生の猿が闊歩していて、とても驚いた記憶があります。

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