food function and safety

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2017/08/05 『食と微生物の事典』(本の紹介184)

朝倉書店から刊行された『食と微生物の事典』は、「食」と「微生物」のかかわりをメインテーマに据え、発酵食品、機能性食品、腐敗、健康、食糧生産といった視点から、200を超えるトピックを解説したこの分野の集大成です。私(有原)は、第2章「食材に付加価値をつける微生物」の「発酵食肉製品-微生物が引き出す風味と機能」を分担執筆しました。

本書は、下記の5章から構成されています。「ヒト常在微生物」や「食料生産」に大きなページを割いているのも、本書の特徴と言えるでしょう。「腐った肉を食べるコンドル」や「腸内でアルコールをつくる」といったコラムも、本書に魅力を加えています。

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